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MacOS|外付けのHDDをTimeMachine用とデータ用に分割

MacOSで使うデータ用の外付けHDDの中身を分割して、二つのパーティションをそれぞれTimeMachine用とデータ用に使うことにしました。

LogitecのガチャベイとSEAGATEのBarraCuda-HDD

== 目次 ==

 1.ガチャベイとHDD

LOGITECのデュプリケーター「ガチャベイ」とSEAGATEの6TB-HDDを用意しました。

ガチャベイにHDDをセットした図

Logitec 2BAY Duplicator HDD/SSDスタンド「ガチャベイ」

SSDやHDDをPCなどを介さずに複製デュプリケート機能を使えば、データ用HDDのバックアップを簡単に作成できることや、ファミコンにROMカートリッジを指すようにSSDやHDDを「ガチャコン」と差し込んで使える為、複数のデータ用ディスクを取り回ししやすいことを期待してこれを導入しました。

「ガチャベイ」の同梱品

SEAGATE BarraCuda HDD-6TB

HDDはSeagateのHDDが値段的にいちばん安かったのと、すでに4TBと6TBのものを1台づつ使っていて問題ない為、再度おなじものを購入しました。

 2.HDDを暗号化する

MacOS拡張(ジャーナリング、暗号化)

「ガチャベイ」にHDDをセット。iMacに繋いで電源をいれると、「セットしたディスクはこのコンピュータで読み取れないディスクでした。」と表示されるので「初期化」を選択。

ディスクユーティリティが立ち上がるので、メニューアイコンから「消去」を選択。

フォーマットを「MacOS拡張(ジャーナリング、暗号化)」にすると暗号の設定画面が出てきますので入力し、方式を「GUIDパーテーションマップ」にして「消去」を実行します。

HDDの初期化を選択 ディスクユーティリティ フォーマット方式の選択画面 ディスクユーティリティによるHDDのパスワードを設定画面 ディスクユーティリティでフォーマット完了

 動作確認

暗号を設定したHDDを接続すると、暗号の入力を求められるようになりました。

スキャンスナップを使うようになってから、本の自炊とともに、個人情報が記された書類などもスキャンして保存するようになったため、これらを保存するHDDは暗号化しておくのが懸命ですね。

「ジャーナリング、暗号化)でフォーマットしたHDDのパスワード要求

 3.HDDのパーティション分割

ディスクユーティリティ

暗号化したHDDのストレージを分割して、TimeMachineの使用領域を確保します。

ディスクユーティリティのメニューから「パーティション」を選択。

ストレージ容量を示す円形図の下にある「+」をクリックして「パーティション」を追加します。

自分は2TBをTimeMachine用に確保しました。

ディスクユーティリティでパーティションを追加する

 4.ガチャベイでMacOSのSSDを複製デュプリケート

SanDiskのSSD

MacOS Catalina

以前外付けSSD-240GBにMacOS Catalinaをいれて起動ディスクにしたのですが、これをSSD-1TBにコピーして使うことができるか試してみます。

1TBのSSDをディスクユーティリティで「MacOS拡張(ジャーナリング)」でフォーマット。

MacOS catalinaの入った240GBのSSDをガチャベイのディスクベイAへ。コピー先の1TBのSSDをディスクベイBへセット。

ガチャベイの「CLONEボタン」を「100%表示ランプ」が青色点灯するまで長押しし、再度「CLONEボタン」をおしてコピー開始です。

MacOSの入ったSSDのクリーン作成中 MacOSの入ったSSDのクリーン作成中

クローンSSDのMacOS Catalina動作確認

できあがったクローンのSSD1TBをiMacのUSBポートへ繋いで、デスクトップ画面左上の「リンゴマーク」から「システム環境設定」→「起動ディスク」→「SSD」を選択して「再起動」をクリック。

立ち上がったMacOS Catalinaで確認すると、起動ディスクの容量が240GBのままです。Orz。

クローン作成したSSDの情報

これの容量を1TBにする方法があるのかもしれませんが、面倒なのでディスクユーティリティで消去して、OSを入れ直すこととします。