ヨーロッパアルプスでもなく、日本アルプスでもない、神奈川、三浦アルプス探訪

知人から神奈川県の三浦アルプスの存在を教わりました。

電車で気軽に通えて、半日程度の行程。そしてそれなりに歩きごたえがある道。

何度も通うことになりました。

三浦アルプス、尾根道

== 目次 ==

  • 1.前準備
  • ・地図

    ・足拵え

  • 2.三浦アルプス_主稜コース
  • ・京浜急行|逗子・葉山駅へ

    ・国道134号線

    ・仙元山へ

    ・観音塚へ

    ・乳頭山へ

    ・田浦梅林へ

    ・京急田浦駅へ

  • 3.三浦アルプス_森戸林道コース
  • ・京急逗子・葉山駅より森戸林道ゲートまで

    ・森戸林道ゲートから林道終点まで

    ・林道終点から砲台道(?)まで詰め上がる

    ・砲台道から二子山自然遊歩道でJR東逗子駅へ

  • 4.総括
  • ・魔法瓶

    ・銀マット

 1.前準備

地図

「三浦アルプス」「地図」で検索して、出てきた京浜急行作成の地図を印刷しました。

他にも、有志の方が作成した詳細な地図も出てきます。これはその後詳しく歩き込んでみたい場合には有用だとおもいますが、初めは京急さんの地図の方が分かりやすいと思います。

京急の作成した三浦アルプスの地図

ごしら

市街地そばの里山だからと甘く考えてはいけません。

アップダウンが多々あり、整備はよくされているものの、場所によってはロープもあり、倒木などもあったりします。

ですので、靴はきちんと登山に耐えられるようなものを用意します。スニーカータイプでもしっかりしたものが良いでしょう。

 2.三浦アルプス_主稜コース

2021年11月上旬です。三浦アルプスの主稜を歩いてきました。

京浜急行逗子・葉山駅から国道134号線を南下、風早橋バス停付近のトンネル手前で右折、葉山教会の脇からハイキング道へ入ります。

仙元山、観音塚、乳頭山、田浦梅林を経由して、国道16号へ出て田浦駅まで歩きました。

京浜急行|逗子・葉山駅へ

東京都方面から京浜急行線で向かうと、金沢八景駅から新逗子線へ乗り換えとなります。

京急逗子・葉山駅は南口から出ます。

京浜急行逗子・葉山駅の南口

国道134号線

京急逗子・葉山駅南口から進むとすぐ国道134号線にぶつかります。

これを南下して風早橋バス停付近を目指します。

バスで向かってもいいのですが、せっかく歩きにきたので歩きました。

二つ目のトンネル手前が風早橋バス停です。このトンネル手前の交差点を右折して少し進むとハイキングコースを記した看板があります。

国道134号線の看板 風早橋バス停付近のトンネル 仙元山ハイキングコースの案内看板

ハイキングコースを記した看板のある坂道を登り、教会の左脇から本格的なハイキングコースです。

三浦アルプス、仙元山側の教会

仙元山へ

教会脇からテクテク歩いて坂を登るとすぐ仙元山の山頂です。

本日のコースでのトイレは、ここが最終となります。きちんと用を足しておきましょう。

ここにはベンチもあり、眺めも良く楽しめます。

三浦アルプス、仙元山直下の坂道 三浦アルプス、仙元山のベンチ 三浦アルプス、仙元山のトイレ 三浦アルプス、仙元山から見た富士山

観音塚へ

仙元山から観音塚へ向かうと約250段あるという階段があります。

三浦アルプス、約250段の階段 三浦アルプス、約250段の階段

この階段を登り、尾根道を進むと、分岐があります。

予定のコースはこの分岐を右に行くのですが、ちょっとだけ左の道を登ると、ここでも良い眺めが臨めます。

三浦アルプス、尾根道 三浦アルプス、尾根道

眺めを楽しんだ後、分岐まで戻り本来の右又へ進みます。

途中で分岐などもありますが、道標がしっかりあるので、確かめながら進みます。

順調に歩みを進めると、やがて観音塚にたどり着きます。

三浦アルプス、尾根道の道標 三浦アルプス、尾根道 三浦アルプス、尾根道 三浦アルプス、観音塚

乳頭山へ

観音塚をすぎ、さらに進みます。

途中で、いい感じの平地がありましたので、銀マットを広げてくつろいだりしながら、乳頭山を目指しました。

三浦アルプス、尾根道 三浦アルプス、尾根道 三浦アルプス、道標 三浦アルプス、尾根道

乳頭山を示すのは、樹にかけられた小さな板のみです。

乳頭山からは、横須賀方面の海が臨めます。

三浦アルプス、尾根道

田浦梅林へ

当初は乳頭山から、池の谷公園、景徳寺への道を行くつもりだったのですが、途中にある鉄塔の工事により、通行止めとなっていました。残念!

三浦アルプス、通行止めの標識

ですので、乳頭山そばの分岐まで戻り、田浦梅林を目指すことにしました。

分岐そばの道にはロープもあります。ぬかるんでいたら大変そうです。

三浦アルプス、道中のロープ 三浦アルプスの道標

やがて横浜横須賀道路をわたる橋にたどり着きます。

これを渡って進むと田浦梅林です

三浦アルプス、横浜横須賀道路をわたる橋 三浦アルプス、横浜横須賀道路 三浦アルプス、田浦梅林 三浦アルプス、田浦梅林展望台からの景色 三浦アルプス、田浦梅林

京急田浦駅へ

田浦梅林を住宅街へ下り、北方向に進むと国道16号線にぶつかります。

国道16号線をさらに北に向かうと京急田浦駅です。

三浦アルプス、田浦梅林を下る 三浦アルプス、田浦梅林側の住宅街 三浦アルプス、田浦梅林から国道16号線へ 三浦アルプス、田浦梅林からの京急田浦駅へ

 3.三浦アルプス_森戸林道コース

2022年3月中旬、三浦アルプスの森戸林道を歩いてきました。

こちらも、京急逗子・葉山駅から歩きました。

京急逗子・葉山駅より森戸林道ゲートまで

京浜急行、逗子・葉山駅南口からでて、先に見える国道134号線、駅入口交差点を南下します。

桜山トンネルをくぐり、先に見える長柄交差点手前の、バス停のところを左折し、住宅街の中を進みます。

進む先に阿部倉山を臨みながら進みます。

まっすぐな道を進むと、三叉路に突き当たります。ここを右のほうに進み、先の川久保交差点を渡り、先に続く住宅街の道を進み、何の表示もないところを右折、森戸川に沿った道を進むと林道ゲートへたどりつきます。

京浜急行、逗子・葉山駅南口看板 国道134号線、桜山トンネル 逗子市長柄の住宅街 逗子市長柄の川久保交差点 三浦アルプス、森戸林道入口ゲート

森戸林道ゲートから林道終点まで

林道ゲートから終点までは、平坦な道が続きます。

しばらく進むと、有志の方が作ったであろう、ベンチが複数見受けられます。

本日のコース中のベンチはここだけです。地図には林道終点にベンチありと記されていますが、現地に行ったところ、ベンチの残骸と思われるものが見れました。

3時間程度のコースですが、途中で休憩を見込まれるのならば、やはり銀マットなどを用意しましょう。

三浦アルプス、森戸林道 三浦アルプス、森戸林道のベンチ

林道終点までで現在地が確認できる目印は車道をくぐる所でしょうか。

途中ぬかるんだところもありましたが、基本非常に快適な道を歩むと、林道終点となります。

三浦アルプス、森戸林道の国道との交差するところ 三浦アルプス、森戸林道のぬかるみ 三浦アルプス、森戸林道の青空 三浦アルプス、森戸林道の終点

林道終点から砲台道(?)まで詰め上がる

林道終点からは4本の道が続いています。沢沿いを北上し、途中から、地図上に「砲台道」としるされている尾根道まで詰め上がります。

本日のコースで、ここが一番険しい箇所となります。

途中路が崩れたような場所もあり、悪天時などは難儀しそうです。できれば訪れる時の天気をよくみておいた方が良さそうです。

三浦アルプス、森戸林道終点から沢沿いを北上 三浦アルプス、沢沿い道の崩れたところ 三浦アルプス、沢から砲台道へ詰め上がる起点

尾根に登ってくると、春の日差しが眼につきます。

春は一番紫外線が強い時期だそうです。帽子が重宝します。

三浦アルプス、砲台道から詰め上がる道中

砲台道から二子山自然遊歩道でJR東逗子駅へ

砲台道に出たところに、立派な道標があります。

これに従い、馬頭観音からJR東逗子駅へと向かっている、二子山自然歩道との合流点へ向かいます。

尾根上の道もしっかりしていて、大変快適です。

三浦アルプス、沢沿い道へ詰め上がったところの道標 三浦アルプス、砲台道から二子山自然遊歩道への道

合流点にも道標があります。これに従い東逗子方面に向かうと、すぐのところに横須賀方面の展望が望める場所があります。

好天と展望を楽しみながら歩みを進めると、やがて、住宅街が迫ってきます。

三浦アルプス、砲台道と二子山自然遊歩道との合流点の道標 三浦アルプス、双子山自然遊歩道から横須賀方面を臨む

住宅街に出ると、目の前は沼間小学校です。

この小学校を右へ回り込むように進み、小学校正門から北へ進むと、すぐのところにJR東逗子駅があります。

三浦アルプス、砲台道と二子山自然遊歩道との合流点の道標 沼間小学校 沼間小学校沿いの道 沼間小学校からJR東逗子駅へ向かう道 JR東逗子駅ロータリー

 4.総括

三浦アルプスのハイキング。

下記のものを持っていったため、より楽しめました。

魔法瓶

アップダウンの激しい尾根道を歩くと汗をかきます。

その体に強い風をあびると肌寒さを覚え、温かい飲み物がとても美味しく感じました。

最近はフリーズドライの味噌汁スープ類がとても充実しています。魔法瓶で熱いお湯とシェラカップなどを持っていくと、お弁当と一緒に楽しめます。

魔法瓶

銀マット

ここがいいな、と思ったところに銀マットがあれば、そこが休憩所になります。

ビニールシートですと、地面の凸凹がとても気になりますが、厚みのある銀マットでしたら多少凸凹でも、2つ折り4つ折りにすれば、腰をおろせます。

自分は、テント泊用に買い求めた2枚のキャラバン テントマットを多用しております。

もう20年ぐらい使っていて、穴が空いたり、切ってしまったのをガムテープで補修したりしています。見た目が多少あれですが、あまり気にしません。

多少値が張りますが、自宅では道具をひろげる時や、テント泊時、ハイキングで、と使い続け、十分もとは取れたと思っています。

銀マット

他にも道具など工夫しだいで、ハイキングも楽しいものになるはずです。

ではでは、皆様も楽しいアウトドアライフを!