OCNモバイルでiPhoneSE(1.5世代)からiPhoneSE2020へ乗り換え
iPhoneSEをiPhoneSE2020に乗り換えました。
2016年に発売されたiPhoneSE。そのコンパクトさや、ヘッドフォンジャックがあることが気に入り愛用しているかたもまだいらっしゃると思います。
iPhoneSE第1世代はストレージが16GBと64GBの2種類でしたが、その後32GBと128GBに変更されました。
携帯電話キャリアの2年縛りが切れたタイミングでOCNモバイルONEに切り替えて、同時にSIMフリーのiPhoneSEを購入。使い始めました。
このiPhoneSEを3年ほど使ってきましたが、外出時に携帯を多用しない自分のiPhoneSEではバッテリーの持ちにも不満などなく、もう一年ほど使おうと考えていたところ「りんごループ」が発生したのでした。
== 目次 ==
- 1.iPhoneSE_2020|恐怖のりんごループ発生
- 2.iPhoneSE_2020|OCNモバイルONE
- 3.ワイ、iPhoneSEの「ソニータイマー」をうたがう
・乱れたりんごマーク
・セーフモードでの起動
・リカバリーモード
・iTunesに接続しバックアップからの復元
・nanoSIMをさしかえる
・OCNのプロファイルをインストール
・Gmailの設定で 「ページが開けません。多くのリダイレクトが発生しています。」
・自分の場合 → 「すべてのCookieをブロック」を解除で解決
・ソニータイマー
・バッテリー問題
1.iPhoneSE|恐怖のりんごループ発生
「りんごループ」という現象をご存知でしょうか。
iPhoneを使用中、突然再起動がかかり、りんごマークが表示されその再起動が幾たびもくりかえす、という現象です。
乱れたりんごマーク
再起動するとき以外は電源を落とさないiPhoneが、あるとき電源落ちしている事に気がつきました。
おかしいなと思いながら電源をいれると、おなじみのりんごマークが現れて再起動がかかるのですが、りんごマークがみだれています。その乱れたりんごマークをみて嫌な思い出が蘇りました。
じつはiPhoneSEの1.5世代をストレージ32GBと128GBのものを1台ずつ妻と自分で使っていたのですが、遡る事1年前、妻の使っていたiPhoneSEの32GBモデルがやはり「りんごループに」陥ったのでした。
慌てた自分はネット上に散見される対処をいろいろ試みました。
セーフモードでの起動
MacやPCなどにあるセーフモード。アプリなどが不具合を起こしているのではないか切り分ける診断モードです。
iPhoneSEでのやりかたは → 電源ボタン長押しで電源オフ → 「電源ボタンと音量+ボタン同時押し」して、りんごマーク表示後、電源ボタンから指をはなし、音量+ボタンのみ長押しです。
これで復帰したiPhoneSEはしばらく安定して使えていたのでした。
リカバリーモード
セーフモードで復活したiPhoneSEでしたが、再びりんごループが発生します。
再度セーフモードで復活を試みますが、今度はうまくいきません。
斯くなる上はapple社サポートページで案内されているリカバリーモードです。
iPhoneとMacを接続し、iTunesを立ち上げます(OSX_CatalinaでしたらFinder)。
「ホームボタンと電源ボタン」を長押しし、しばらくするとリカバリーモードの表示が出てきます。
案内に従いアップデートやら復元などをやってみます。
初期状態にもどったiPhoneSEを再設定しようとしますが、言語選択 → 国または地域を選択 → クイックスタート→ 文字入力および音声入力の言語 → アクティベートできません → システム終了となってしまいます。
一年程前、妻のiPhoneSEではしつこくリカバリーモードやらセーフモード起動をやって弄り、やがて電源自体入らなくなってしまい、iPhone11に乗り換えました。
そんな過去があったので、今回は素直にiPhoneSE 2020に乗り換えることとし、発売されるまではNexus5で乗り切ることとしました。
2.iPhoneSE_2020|OCNモバイルONE
いままで大手キャリアで携帯を契約していたのですが、大手キャリアだと2年縛りなどがあり、さらに実店舗へ足を運んで対面で手続きしなければいけないなど、時間が無駄で手間がかかり、こう言ったことが嫌でした。
格安SIM業者の場合は窓口などなく手厚いサポートなど望めず、ある程度自分でやらなければいけませんが、料金もやすく、オンラインなどの作業は自分の望むところです。
iTunesに接続しバックアップからの復元
iPhoneSE2020を発売日当日に注文をして(4月24日)、到着予定日が5月8日〜16日と案内されていたのが、予定が早まり5月4日到着。
早速、iMacのiTunesを立ち上げ接続。バックアップからの復元を行います。
nanoSIMをさしかえる
SIM下駄を用いてNexus5で利用していたOCNモバイルONEのnanoSIMを取り出し、iPhoneSE2020に装着します。
これだけで画面右上に「docomo」と表示され、電話をかければ通じます。
「差し替えるだけなんて楽じゃん」と思っているといけません。
昨年妻のiPhone11をSIM差し替えだけで、機種変更を終わったと思い込み、外出先でデータ通信ができず顰蹙を買ってしまった自分の二の舞になってしまいます。
OCNのプロファイルをインストール
OCNモバイルONEのAPN設定用構成プロファイル(iOS)ダウンロードページにアクセスします。
→ 構成プロファイルのダウンロードページが表示されるので、該当する構成プロファイルをダウンロードします(「新コース」と「新コース以外」)。契約コースの確認はこちらから → 契約コースの確認方法
→ iPhoneに「このWebサイトは構成プロファイルをダウンロードしようとしています。許可しますか?」とメッセージがでますので、「許可」をタップ。
→ ダウンロードが終わると「プロファイルがダウンロードされました。」とメッセージが出るので「閉じる」をタップ。
→ ホーム画面に戻り設定をタップ。
→ 表示された画面に「プロファイルがダウンロードされました」とあるので、それをタップ。
→ プロファイルインストール画面がでるので、インストールをタップします。
→ パスコードを求められたらパスコードを入力。
→ 承諾画面で「次へ」をタップ。
→ 警告画面が出るので、「インストール」をタップ。
→ インストール完了画面で「一般」をタップし戻る。
→ 「一般」の画面が表示されるので、「設定」をタップし戻る。
→ 設定画面が表示されるので、「モバイル通信」をタップ。
→ モバイル通信画面で「モバイルデータ通信」をオン。
→ iPhoneの電源を切り、再起動します。
→ ホーム画面の「設定」から「Wi-Fi」でWi-Fiを切り、Safariなどを立ち上げ、インターネット接続を確認して完了です。
Gmailの設定で 「ページが開けません。多くのリダイレクトが発生しています。」
iPhoneで「バックアップからの復元」を行うと、復元完了後に今までつかっていたアプリが順次ダウンロードされて行きますが、それとともに、メールアプリでつかっていたYhahoo!メールやGmailのパスワード再入力を求められます。
Gmailのパスワードを入力のためグーグルのアカウントのページへ移動しようとするのですが、「ページが開けません。多くのリダイレクトが発生しています。」と表示され、そこで止まってしまいます。
自分の場合 → 「すべてのCookieをブロック」を解除で解決
色々ネット検索して解決策をさがしました。
→ 設定 → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」→ 変わらず。
→ 設定 → パスワードとアカウント → Gmail → アカウントを削除。その後メールの再設定 → 変わらず。
→ iPhoneを再起動させて色々やってみる。 → 変わらず。
こんなことを小一時間もやっていたでしょうか。
自分の場合は、 「設定」 → 「Safari」 → 「すべてのCookieをブロック」を解除して解決しました。
3.ワイ、iPhoneSEの「ソニータイマー」をうたがう
AppleStoreでSIMフリーのiPhoneSE(「第1世代)を2台買い求め、1台が2年目、もう1台が3年目を前にして、アップルマークの乱れ現象とともにりんごループが発生。
今まで、アップルの製品を使ってきてこんなことなかったんです。
Apple社の製品は、iPod classicから始まって、iPodtouch、iPhone4、iPhone5などを使ってきましたが、これらは今でも全部動くのです。それなのに何故iPhoneSEだけ2、3年でこわれるのでしょうか。
ソニータイマー
「ソニータイマー」をという言葉をご存知でしょうか。
これは電気製品に、意図的に寿命を設定し買い替えを促すようにする、という陰謀論のようなものです。
詳しくはウィキぺディアのソニータイマーの頁をご覧いただきたいのですが、2台のiPhoneSEが立て続けに不具合に見舞われた自分の頭をこの「ソニータイマー」がよぎりました。
バッテリー問題
予期せぬシャットダウンを防ぐために、Apple社が経年劣化したバッテリーを持つiPhoneの性能を意図的に落としていたとして、批判された過去があります。
世界各国で訴訟が起こったようですが、こういったことも「ソニータイマー」を連想させます。
「消費社会はどこへ」というドキュメンタリー作品では電球の耐久時間を1000時間にし、1000時間を超えて点灯した電球が製造された場合の罰金などを定めたという1925年の「ポイボス・カルテル」や、工業デザイン、ナイロンストッキングなどの「意図的な老朽化」の事例を紹介しています。
iPodも電池交換できないという構造から、「意図的な老朽化」を批判された過去があるようです。