外付け起動のSSDでmacOS_BigSurを試す
macOS_BigSur。
外付けのSSDにBigSurをいれて、iMacのUSBポートに接続。これを起動ディスクにしてお試ししてみることにします。
あたらしいOSが出たときすぐ移行するには、アプリの不具合などが考えられ、それを検証するために外付け起動のOSは大変有効です。
1.環境
iMac-2017-5K
iMac-2017年モデルの5K-Retinaディスプレイ「吊るしの松」モデルです。
もともとのメモリ8GBに、16GBのメモリを2枚追加して、合計40GBになっております。
外付けのSSD
SSDは、以前MacOS_Catalinaのときでも使用した240GBのSSD。
これを外付けのSSDケースに入れてつかいました。
2.下準備
macOS_BigSurのダウンロード
macOS_BigSurをダウンロードし終わると、インストーラーが立ち上がりますが、画面左上のメニューの「macOS Big Surインストール」から「macOSインストールを終了」を選択してインストーラーを閉じます。
SSDの初期化
SSDを初期化します。
SSDをケースにセットしてiMacに接続。ディスクユーティリティを立ち上げます。
Macの画面右上にある虫眼鏡のマークをクリックし、Spotlight検索で「ディスクユーティリティ」と検索し立ち上げます。
ディスクユーティリティ上でSSDを選択し、消去をします。
フォーマットは「macOS拡張(ジャーナリング)」、方式は「GUIDパーテーションマップ」で実行します。
3.インストール
インストーラーの立ち上げ
先ほど一旦閉じておいたMacOS_BigSurのインストーラーを再度立ち上げます。
Launchpadの中にあるインストーラーのアイコンをクリックです。
インストールを実行
インストーラが立ち上がりましたら、「続ける」をクリック。
macOSのインストール先を「すべてのディスクを表示」をクリックして、初期化したSSDを表示させた上で選択し実行します。
何度か再起動した後にmacOS_BigSurが立ち上がります。
いくつかの項目を設定すればインストールの完了です。
macOS_Catalinaを外付けSSDにインストールしたときの記事はこちらから
4.総括
macOS_Catalinaを外付けSSDにインストールした時にも書きましたが、新しいOSに移行してアプリケーションが使えなくなるなどの思わぬ事象が発生すると、復旧させるのや代替手段を探すのに手間取ることとなります。
外付けSSDなどにmacOSをインストールすることで、元々のOS環境を消すことなく動作確認などをすることができます。
またapple社は非推奨かもしれませんが、OSの起動ディスクを外付けにすることで、複数のOS環境を維持することができます。
起動ディスクの選択
マックの画面左上のメニューから「りんごマーク」→「システム環境設定」→「起動ディスク」で起動ディスクの選択画面がでますので、ここで起動ディスクを選び「再起動」をクリックすると選択したOS(起動ディスク)で再起動されます。
optionキー
もう一つのやり方が、optionキーを押しながらMacを立ち上げるやりかたです。
Macの電源ボタンを押したのち、立ち上がるまでoptionキーを押しながら待っていると、起動ディスク選択画面が現れます。
こちらの方がお手軽なので、自分も主にoptionキーでの起動ディスク選択を行なっているのですが、最近のiMacはブルートゥース無線キーボードが標準です。
この無線キーボード、Macが立ち上がるとき、なかなか認識してくれないことがあります。
自分はその後Macの有線キーボード「A1243」や「A1242」を手に入れてこれを常用しておりますのでoptionキーの再起動で問題ないのですが、みなさまはそれぞれの環境で最適解を選択してください。
Macのテンキー付きUSBキーボードの記事はこちらから
2021.3