MacOSを外付けSSDにインストール
iMac2017のMacOS-SierraからOSをアップデートさせるにあたり、不具合を確認するため、外付けのSSD240GBにMacOSをインストールして動作を確認後、1TBのSSDを改めて購入し、そのSSDをメインにして使っています。
その後、macOS_Montereyの外付け起動SSDも作成しましたので、追記しました。(目次の5番です)
== 目次 ==
- 1.OSのダウンロードとSSDの初期化
- 2.MacOS Catalinaのインストール
- 3.起動ディスクの切り替え
- 4.SSD容量を240GBから1TBのものに変えて本格運用
- 5.macOS_Montereyの外付け起動SSD作成
・MacOS Catalinaをダウンロード
・SSDの初期化
・MacOSのインストーラーを再度立ち上げる
・SSDを選択しインストール
・インストール実行して待つこと十数分
・インストール完了
・optionキーを押しっぱなしで
・システム環境設定から
・OSダウンロード
・SSDの初期化
・インストールの実行
・macOS_Montereyの外付け起動SSDが完成
== 環境 ==
1.OSのダウンロードとSSDの初期化
MacOS Catalinaをダウンロード
APP StoreからMacOS Catelinaをダウンロードしておきます。それなりに時間がかかると思うので、他の作業をおこなっているときに行います。
ダウンロードが終わるとMacOSのインストーラーが立ち上がりますが、デスクトップ画面左上のメニューから「MacOS Catalinaインストール」→「MacOSインストールを終了」でインストーラーを一旦閉じておきます。
SSDの初期化
240GBのSSDを外付けのSSDケースに入れて使います。
USBケーブルで繋ぎ、ディスクユーティリティで初期化します。
ディスクユーティリティを立ち上げるには、Macのデスクトップ画面右上の虫眼鏡マークをクリックしてSpotlightを立ち上げて「で」を打ち込むとディスクユーテリティが出てきます。
ディスクユーテリティのメニューで「消去」を選び、フォーマットは「MacOS拡張」、方式は「GUIDパーテーションマップ」で消去を実行します。
2.MacOS Catalinaのインストール
MacOSのインストーラーを再度立ち上げる
先ほど一旦閉じたMacOS Catalinaのインストーラーを再度たちあげます。
Launchipadのなかにあるインストーラーをクリックです。
SSDを選択しインストール
インストーラーが立ち上がったら、使用許諾契約に同意するを選択。
インストール先はそのままでは「Macintosh HD」ですが、「すべてのディスクを表示」をクリックすると、そのほかのインストール先をえらべるようになります。
インストール実行して待つこと十数分
以前外付けドライブにMacOSをインストールした時は、macOSの復元から行ったため、就寝中の夜間に行いました。
しかし、今回のように、通常のMac使用中にMacOSをダウンロードしておけば、MacをOSインストール作業で使えないのは十数分で済みます。
インストール完了
無事外付けSSDからMacOS Catalinaがたちあがりました。
3.起動ディスクの切り替え
起動ディスクの切り替えは、「optionキー」を押しながらMacの電源投入するやり方と、Macの環境設定から起動ディスクを指定して再起動するやり方があります。
optionキーを押しっぱなしで
電源投入後、リンゴマークが出る前にoptionキーを押しっぱなしにすると、起動ディスク選択画面が出てくるので、そこで選択して起動することができます。
システム環境設定から
デスクトップ画面左上のメニューから「リンゴマーク」 → 「システム環境設定」 → 「起動ディスク」を選択。
鍵マークをクリックしてパスワードを入れると起動ディスクを変更できるようになります。
外付けディスクを指定して「再起動」をクリックです。
このような感じで外付けディスクにOSをいれれば、たくさんのOS環境を簡単につかうことができますね。
4.SSD容量を240GBから1TBのものに変えて本格運用
240GBのSSDで暫く使ってみて問題なさそうだったので、改めて1TBのSSDを購入して、こちらにもMacOS Catalinaをインストールしてメインとして使い始めました。
もともとFusionDriveでiMacをつかっていたので、電源オンオフや再起動時間で不自由を感じたことはありません。
macOS Catalina以降では32ビットのアプリの対応が打ち切られましたが、人によっては使い続けたいアプリがある人もいらっしゃると思います。
そんなときは外付けのSSDにOSをインストールして使い分けるというやり方もあるのではないでしょうか。
5.macOS_Montereyの外付け起動SSD作成
Catalina、BigSurに続いて、Montereyも外付け起動SSDを作ってみます。
やっていることは過去のものと一緒です。
OSダウンロード
先にOSをダウンロードしておきます。
AppStoreからダウンロードしておきます。
通信環境によってはダウンロードに時間がかかるかもしれませんが、普段使いしているときに並行してダウンロードしておけば良いでしょう。
ダウンロードが終わるとインストーラーが立ち上がるので、デスクトップ画面左上のメニューから、一旦閉じておきます。
SSDの初期化
SSDを外付け用のケースにいれてmacに接続し、ディスクユーティリティでSSDを初期化します。
フォーマットはAFPSを選択。
フォーマット先を間違えないよう気をつけます。
インストールの実行
再びOSのインストーラーを立ち上げます。
OSの使用許諾に同意すると、インストール先が示されますが、初期状態だと現在のOSが入っているストレージがインストール先になっているので、「すべてのディスクを表示・・・」をクリックして、インストール先の選択できるストレージを全て表示させて、目的の240GBのSSDを選択し、実行します。
選択を間違えると被害が大きいので、気をつけます。
macOS_Montereyの外付け起動SSDが完成
インストール中に何度か再起動がかかり、完了するとOSの初期設定画面が立ち上がります。
初期設定を終わらせ、動作確認をしていきます。
macOSは立ち上げる時にキーボードのoptionキーを押しながら立ち上がると、起動可能なディスクを選択することができます。
新しいOSのお試しや、複数のOSを使い分けるのにも外付け起動SSDはとても有用です。
macOSのターミナルでUnixを使ってみたい、という人も、今のmac環境をおかしくしてしますのが心配だという人も、外付け起動のSSDでやってみると安心して練習できるのではないでしょうか。
2020.02