トイレのロータンク連結ホース交換|SANEI PV46-860S
始まりはトイレマットが濡れていたことでした。
どこから水漏れしているのか調べてみると、トイレのロータンク蓋の淵から水が滴っている様子。
トイレのロータンクの蓋を開けて見ることにしました。
- ■1.トイレの水漏れの原因はロータンクホースの劣化
- ■2.ホームセンターで案内されたのは「SANEI PV46-860S」
- ■3.ロータンク連結ホースの交換作業
- ■4.動作確認と水量調整
== 目次 ==
・ホースがボロボロ
・便器のメーカーは「Janis」
・Janisには使えるのか
・「SANEI PV46-860S」の中身
・既存の連結ホースを撤去
・ボールタップ側へホースを連結
・手洗菅側へホースを連結
・止水栓で流水量調整
1.トイレの水漏れの原因はロータンクホースの劣化
ホースがボロボロ
さて、ロータンクを開けてみると、ボールタップから立ち上がった蛇腹ホースに、手洗い水洗側に取り付けられている黒いホースを差し込んであります。その黒いホースが経年劣化で欠けてしまい、そこから水がロータンク蓋の天井にあたり、伝って、ロータンク蓋のキワから漏れ出すようです。
便器のメーカーは「Janis」
便器メーカーから部品を取り寄せて交換すればよい、と考えてこの便器のメーカーであるジャニス工業株式会社のウェブサイトでアフターサポートの部品カタログを見てみると、ロータンク連結ホースの形がだいぶん違うようです。この便器の型は古くて、対応するホースが無いかもしれません。
メーカーに問い合わせしてみるしかないかと思いながらも、あるいはホームセンターで解決できないかと、部品の写真を携え行ってみました。
2.ホームセンターで案内されたのは「SANEI PV46-860S」
Janisには使えるのか
天気が悪く来客の少ないホームセンターで、店員さんに用件を伝えます。
トイレロータンクホースの写真をみて、だいぶ古そうだねえ、といいながら出してくれたのはSANEI PV46-860Sというものでした。
包装には、「SANEI、TOTO、LIXIL(INAX)、ASHAHI、など、ほとんどのロータンク用ボールタップに取り付けできます。」とあります。
当方の便器はJanisです。使えるのでしょうか。
3.ロータンク連結ホースの交換作業
「SANEI PV46-860S」の中身
「SANEI PV46-860S」の中身は「連結ホース」、「連結パッキン」、「ゴムキャップ」に説明書です。
既存の連結ホースを撤去
既存の連結ホースを撤去します。
自分はボールタップ側のホースがなかなか外れなくて苦労しました。
力任せにやって壊してしまってはたいへんです。丁寧にグリグリ回しながら取り外しました。
ボールタップ側へホースを連結
この連結ホースは、ボールタップ側の連結箇所の形状にあわせて、ホースの切断箇所を変えることにより、様々な形状のものに対応できます。
まずはそのままの形状で連結できるか試して見ます。
素のままの形状では入らないため、説明書でいうところの「E位置」でホースを切断します。
「E位置」で無事接続できました。
手洗菅側へホースを連結
次は手洗菅側です。
手洗菅側は、ノズル形状のため、説明書に従い連結パッキンを使います。
連結パッキンをグリグリと押し込み、連結ホースをそのパッキンに押し込みます。
こんな感じになりました。
4.動作確認と水量調整
ではきちんと動作するか確認です。
早速便器横のハンドルを回します。ロータンクの手洗い水栓からすごい量の水がでてきます。
今まで劣化したホースから水が漏れていたのが、すべて上から出るようになったのでしょう。
止水栓で流水量調整
説明書の最後に書かれていた、止水栓での流量調整をします。
説明書には、ロータンク連結ホースの交換作業の前に止水栓を閉めておくことが案内されていたのですが、止水栓を閉めることなく交換してしまいました。
これで交換作業は完了です。
2020.01
電池の液漏れで動かなくなったエアコンのリモコンを直した時の記事にも興味がありましたら、こちらからどうぞ