関東ふれあいの道|神奈川・三浦半島|岩礁の道
3月中旬、麗かな日をえらび、三浦半島の岩礁の道を歩いてきました。
この岩礁の道については、神奈川県のウェブサイトや、三浦市のウェブサイトで地図をダウンロードすることができます。
1.交通
京浜急行線、三崎口行きの終点、三崎口の一つ手前の三浦海岸駅で下車。
三浦海岸駅からバスに乗車し、松輪バス停で下車、すぐ側に岩礁の道の起点があります。
松輪バス停から「岩礁の道」を楽しんだ後は、終点の宮川町バス停からバスに乗車、三浦海岸駅、もしくは三崎口駅を目指します。
岩礁の道を歩いている最中でも、途中でバス停そばを通ります。
体力切れしたときでも、途中から帰ることができるので、そういった点でも安心です。
三浦海岸駅から松輪バス停へ
京急三浦海岸改札口を出られて右手にバス停があります。「剣崎行き」もしくは「剣崎経由三崎東岡行き」のバスで15分ほどのようです。
宮川町バス停から三浦海岸駅へ
コース終点からも宮川町バス停までは丁寧な道標があり、それに導かれるとバス停につきます。
ここでもバスは本数少なめです。十分時間に余裕をもって計画するのがよいでしょう。
車窓からの眺めも、運転手さんのお声がけの声もたのしいです。
2.岩礁の道_道中
松輪バス停そばに岩礁の道の道標と看板があり、ここが起点です。
自分は三浦海岸駅のトイレでゆっくり用を足していたため、電車ダイヤに連動しているだろうバスに乗り遅れてしまいました。
次発のバスは1時間後ほどになってしまうため、松輪バス停まで1時間程度出歩けると判断、歩くことにしました。
なお、コース中は岩場を歩くため、体力の温存を図られたい方はバスを待つ方が無難だと思われます。
三浦海岸から松輪バス停へ
三浦海岸駅から目の前の道路を東へ向かい、三浦海岸まででます。
海岸まで出ましたら、ここからは海岸線に沿った道を南下していきます。
始めは海岸沿いをあるき、途中から国道へ上がります。
国道沿いは歩道のないところもあります。気をつけながらこれを進んで、「朝市」の看板のある道路を挟んで反対側、塀に挟まれた道を登っていきます。スマートフォンの地図アプリのナビゲーションに従っています。
この坂道をたどり、松輪貯水池そばの車道へ出て、これを左に進めばコンビニが見えてきます。
このコンビニそばに、岩礁の道起点を示す道標。看板があります。
さらに看板の向こうには松輪バス停がみえます。
松輪バス停から間口漁港へ
松輪バス停から間口漁港までは舗装道路を歩きます。
起点の道標から畑の中の道をとおり、やがてそれが住宅の間を通るようになり、間口港の看板が見えてきます。
間口港の湾の向こう側に磯ヘ降りられる場所があります。そこへ向かいます。
間口漁港から剣崎岬、江奈湾へ
間口港の堤防橋の階段から磯へ降り立つと、磯が広がり、釣りポイントなのでしょう、釣り人がおられます。
釣り人のおられる磯の風景というのも風情があります。
磯の中にも道標が所々あります。足元に気をつけながら進みます。
江奈湾から毘沙門湾へ
剣崎岬から続く磯から一旦県道に出ます。
県道を進み、毘沙門天湾から再び磯に踏み入れるまでに、バス停をいくつか通ります。
江奈湾にそってしばらく歩道を進むと、トンネルがみえ、そのトンネル上へ続く道との分岐場所に出ます。
ここのところに道標があり、坂道を進むと毘沙門天へ、と記されています。
自分は岩礁の道を訪れるのは2度目なのですが、前回も今回も、直進してトンネルをくぐってしまいました。
帰宅してから画像にうつる道標をみてみると、しっかりと「坂道を登る_毘沙門天へ」と記されています。
ですので、皆様はくれぐれも間違わないようにしてください。
くやしいので、ストリー●・ビューで途中まで行ってきました。
トンネルを抜けて毘沙門湾を横に見ながら進むと、道標が何箇所かあります。
道標に導かれ国道から離れ、磯へ続く道を進むと、ここにトイレがありました。
そしてそばには道標もあります。
ここから再び磯に足を踏み入れます。
毘沙門湾から盗人狩りを経て宮川バス停へ
磯を進みますが、こちらでも絶景ポイントには釣り人がいらっしゃいます。
絶景ポイントは絶好のポイントなのでしょうか。
こんな景色の中で釣りをすれば、日常のストレスも吹っ飛ぶでしょう。
盗人狩りの小さな橋をわたり、少し進めばヨットハーバーが見えてきます。
ヨットハーバーを横目に見て、風力発電の風車を見上げながら進むと、まもなく岩礁の道、終点です。看板、道標とともにトイレもあります。
ここからほぼ一本道の坂を登れば宮川町バス停です。この間にもしっかり道標が整備されているので、迷うことはありません。
宮川バス停から、三浦海岸駅へ
宮川町バス停でもバス本数は少なめです。疲れた足を休めながらバスをまち、乗車したバスの車窓からの眺めを楽しみながら三浦海岸駅に向かいます。
3.振り返って
毘沙門天
実は、岩礁の道は今回で2回目なのですが、前回も今回もなぜか江奈湾から毘沙門天へ坂道を登らずに、トンネルでスルーしてしまいました。あの道標を見ているのに。
矢印がトンネル方向を指しているからなのか、全く記されている文字を読んでいないのですね。反省です。
再訪する理由ができた、と前向きに考えます。皆様につきましては、間違えのなきようお気をつけください。
足拵え
磯の岩場を歩くことになるので、しっかりした靴を履いてほしいのですが、それとは別に、磯用の靴や沢登り用の靴などお手持ちでしょうか。
そういったものをザックに忍ばせていれば、潮が上げて磯が濡れていたりしたときや、寄り道してタイドプールで遊んだりしたいと思ったときなどに、とても役立つように思います。
銀マット
山屋大好き銀マット。
テント用に買い求めたキャラバンのテントマットを、自分は長らく利用しております。
最初はちょっとお値段が張って躊躇されるかもしれませんが、厚みのあるこのマットは多少の凸凹でも気にならず、厳しい凸凹のときは二つ折り四つ折りすれば対処可能となるすばらしきツールです。
岩礁の道の道中に、東屋などの気の利いた休憩場所は見当たりません。マットをお手持ちならば気に入った場所で休憩できます。
日差し対策
晴天ならば道中、遠慮のない日差しが降り注がれます。ですので、帽子や日焼け止め、長袖の衣類など適宜ご用意してください。
前述の通り東屋や休憩所などもありません。ことに春の日差しは強いです。
2022.04